ラテの値段

トールカフェアメリカーノ♫

スターバックスはこの先どうなるのか…人材育成の観点から考えてみる

 

昨今のCafe業界は、トレンドとして右肩下がりだ。カフェという場所は、個人店を含めて増えている。話に新しい、スターバックスに代わると言われている新コーヒーカルチャーの急先鋒、ブルーボトルの日本進出。そんな話を含め、これからのCafe業界は、どうなっていくのだろうか、考えてみた。

スターバックスを追い抜くのはどこだ!?いや無理だ(笑)

そう言い切れるには、理由がある。それは、人材育成に関して抜きん出ている点だ。

コーヒーを飲むだけなら、正直どこでもいい。だからこそ、どこで飲むかがカフェに関して、重要になる。店を構成している要素の1つは、人だ。人は、会社のブランドを体現する。その中で、よく目にするのは、スターバックスのMISSIONと呼ばれるもの。MISSIONが存在すること自体に意味は無い。存在の可否が成功への道ではないのだ。MISSIONという思想が、働く人の行動にどう影響しているのかが大切になってくる。

まさに宗教に近い。それは胡散臭いだろうか?いや、それはお門違いだろう。

わたしは現存している中で、最高の経営者を挙げるとしたら、稲盛和夫氏を選ぶ(もちろん、スターバックスの創業者であるハワード・シュルツ氏も)。稲盛和夫氏が創業した京セラも宗教色が強い。それは、何故なのか。

人が欲しているものこそ、宗教のそれに近い

宗教は絶対的に必要なのか、聞かれたらそれはノーだ。しかし、宗教のそれに近いだろう。人は進化の過程で、予測できない何かに恐怖を抱いてきた。明日食料にありつけるのだろうか、肉食動物に襲われないだろうか、そんな可能性を脳がシミュレーションさせる。その可能性が0ではないから、恐怖を抱くのだ。いま、自分はこれをやっていいのだろうか…そんな不安を消してくれるのが、宗教が掲げる思想である。お前は正しい、そう言ってくれるような気がする。

しかし、それだけでは足りない。そこに臨場感が加わってくる。言い換えれば、現実味があるかどうか。

 

さて、企業の思想とどう関わってくるのか…続