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トールカフェアメリカーノ♫

スターバックスの牙城は崩せない、カフェ業界の話〜すき家から見える日本製ブラック〜

久しぶりに、ブログを書いてみようと思ったキッカケがあります。

わたしの大好きなブランド、スターバックスコーヒー。

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わたしは、スターバックスコーヒーが、カフェ業界においての牙城は崩せない…そう思っております。その理由を、最近話題に挙がっている、すき家のパワーアップ閉店(ジャンピング土下座みたいなセンスを感じます)に触れて記してみようと思います。

 

「すき家」相次ぐ閉店は「牛すき鍋定食導入で人員不足」のせい? 運営元のゼンショー「考えられない」

 

すき家の閉店理由が、ずさんすぎる件について。運営元のゼンショーさんが否定してくださっているので、違うとは思いますが、もしその理由で閉店になっているのであったら、酷すぎますね。

そもそも、働き手は店舗運営の命

店舗運営における人は、重要なポジションを占めています。その“人”がいるからこそ、利益を生むことができ、企業は成長することが出来るのです。その“人”のことをどんな風に思っているのか、企業全体、もしくは経営者、の考えが離職率に繋がるのです。アルバイトを含め、店舗の社員が辞め続けている企業ほど、“人”に対する考え方が甘すぎると言わざるおえないでしょう。飲食業は、ぱっと見、経営が簡単そうに見えますが、人材育成、それを通した店舗運営は、困難であると言わざるおえないでしょう。ゆとり世代、という話題を出す方がいますが、わたしはそちらの問題より、経営者の能力のなさが生んだ現象だと思っています。

エクセルシオールカフェのアルバイトだった友人Aの話

友人Aと久しぶりに、居酒屋で会った。彼とは数年ぶりの再会だったのだ。話は彼の学生時代のアルバイトの、エクセルシオールカフェについてになった。アルバイトだった彼は、週5で12時間シフトに入ることになったらしい。その理由は、店長(社員)の採用におけるこだわりのせいだった。他に採用した学生のアルバイトは、週1でしか入らず、シフトはいつもスカスカの状態だったらしい。そして終いには、お金を締める技術がないアルバイトが多かったので、店長か彼が、閉店までいないといけないのであった。そして、彼の不幸な所は、その苦労や店舗に対する功労を認め、店長が時給アップを上長に申請してくれた時であった。「ポンポン時給を上げるんじゃない…」そう言われたのであった。Oh…BLACK微糖…。

(すみません…誤解がないように、全部のエクセルシオールカフェの話ではありません。そして過去の話です。)

ドトールコーヒーにアルバイトだった友人Bの話について

そこは、繁華街に存在するドトールカフェ。話を聞いた場所も、その繁華街の居酒屋であります。そこのドトールは、連日お客さんで混み合っている。そして、その多忙さでアルバイトの離職率も社員の離職率も高かったそうだ。そこでの彼女の立場は、アルバイトリーダーである。彼女の不満は、責任が重くなってくることであった。もちろんアルバイトリーダーとしての立場における責任もあるが、社員が辞めることが多かったので、その分店舗の中枢で働かないといけなかったらしい。そして、彼女が辞めるきっかけとなった事件が起きた…。アルバイトの給料が支払われない。そして彼女は、最寄りのスターバックスコーヒーにアルバイトとして入ったのである。

(すみません…誤解がないように、全部のドトールカフェの話ではありません。そして過去の話です。)

 

という話もありつつ、サンマルクカフェで働いている友人からも、シフトの貢献度が全体的に低いため、彼がシフトの大半を埋めていたという話も聞く。結局、責任感を持ってくれるアルバイトしか残らない。そんな運営の仕方では、店舗運営は回っていかないだろう。

 

その反面、ドトールからスターバックスコーヒーに移った友人Cは、人に対する認識が違うと教えてくれた。人間をどう見ているか、の違い。この部分だけでも、経営者の能力、認識の仕方の違いが、いわゆる、“人を感動させられる”かどうか、に関わっていることが分かる。

最後に、信仰心を高めようとし、リターンが少ない企業はワタミという失敗例を生むことも加えとこう。